ケース面接は、限られた時間と情報で合理的に考え結論を出す力を評価する選考形式です。戦略ファームや総合系の戦略部門を中心に実施され、論理的思考・定量感覚・コミュニケーション・結論力が重視されます。本稿では出題傾向と代表的な課題例、そしてVOLVEの支援内容をまとめました。
1. ケース面接とは
ケース面接は、戦略コンサルティングファームをはじめとするコンサルティング会社で広く行われる選考形式です。通常の面接が「これまでの経験や志望動機」を確認するのに対し、ケース面接は特定のお題に対して、限られた時間内でどう考え、どう結論を導くかを評価します。評価対象は単なる正解・不正解ではありません。
- 論理的思考力:課題の分解と抜け漏れのない整理
- 定量感覚:現実的な仮定と数字での推計
- コミュニケーション:対話を通じた検討の前進
- 結論力:最終的に「何をすべきか」を簡潔に伝達
2. どの企業で出題されるか
以下の企業・部門で実施されることが多く、通常の面接(コンピテンシー、志望動機など)とセットで実施されるケースが多いです。
- 戦略コンサルティングファーム:マッキンゼー、BCG、ベイン など
- 総合系の戦略部門:Big4の戦略部門、アクセンチュア戦略グループ など
3. 実際の課題例
例1:市場規模推計(フェルミ推定)
設問例:「日本で年間に販売されるゴルフボールの市場規模を推計してください」
ゴルフ人口や平均プレイ回数、使用ボール数、単価を仮定して積み上げ、市場規模を算出します。重要なのは「合理的な仮定を置き、シンプルな計算で筋道を立てること」であり、正確な数字ではなく思考プロセスが評価されます。面接官から「ゴルフ人口の根拠は?」「ボールの消費量は本当にその程度か?」といった質問が入るため、仮定の妥当性を説明できるかも試されます。
例2:売上拡大策の立案
設問例:「あなたがゴルフボールメーカーの社長だとして、2年後に売上を伸ばす施策を考えてください」
売上を「数量 × 単価」に分解し、顧客セグメントごとに施策を整理します。例えば、初心者層には低価格帯商品の拡販、中級層にはEC販売やキャンペーン強化、上級者層にはプロ選手の使用実績を活かした高価格帯商品戦略を検討するなど、単なるアイデアではなく、「誰に、どの価値を提供するか」を明確にすることがポイントです。
4. VOLVEの支援内容
元戦略コンサルタント/ケース面接指導経験者が、体系的なトレーニングで合格まで伴走します。
トレーニングの流れ
- 初回面談
候補者のキャリア整理と志望先の明確化
選考スケジュールの設計
- 自主学習支援
推推奨書籍や過去問題の紹介
時間を計って練習する方法の指導
- 模擬ケース面接
最初は市場規模推計のようなシンプルな課題から開始
徐々に売上拡大策や事業戦略立案など複合的な問題に発展
回答後は戦略コンサル出身者が論理展開・数字感覚・結論の出し方を細かくフィードバック
- 本番後フォロー
実際の面接内容を振り返り、改善点を特定
最終面接や次回選考に向けて追加トレーニング
特に強化するポイント
- 結論ファーストで話す力
- 数字を根拠に議論する力
- 意見を持って主張する姿勢
面接の中で「両論併記で終わってしまう」、「数字による裏付けに弱い」といった課題にも、個別指導で対応します
まとめ
ケース面接はコンサル転職の大きなハードルですが、正しい準備を積めば突破可能です。実戦型トレーニングで論理力・定量感覚を鍛え、合格まで伴走します。まずはご相談ください。